ほぼ未読で新品に近いです「励起 : 仁科芳雄と日本の現代物理学」上下巻定価: ¥5,940+6,600=¥12,540#伊藤憲ニ日本の原子物理学の父、仁科芳雄の足跡を軸に、国内に「科学研究のインフラストラクチャー」が初めて築かれた時代を破格のスケールで描き出す《科学史的伝記》新発見の文書も含む膨大な資料を渉猟し、朝永振一郎をして「超人的」と言わしめた仁科の仕事の全容を浮かび上がらせ、ボーア、ディラックら国内外の現代物理学の立役者たちの動的なネットワークを示し、日本の物理学の歩みをグローバルに位置づける。ミシェル・フーコー講義集成 1 〈知への意志〉講義 知への意志講義 コレージュ…。下巻では原爆研究の実情や科学界の戦後再編など事実関係が長く問われ議論されてきたテーマの数々に、ついに説得力ある描像を与えた。明治・大正・昭和東京写真大集成。学研まんが New日本の歴史(全12巻)。20世紀の日本の科学史を語るうえで避けて通れない書となるだろう。上巻は物理学者・仁科の誕生と成長を追いつつ大学や理研をはじめとする研究機関の起動と理工学研究の開拓、量子力学およびアインシュタインの相対性理論の登場と、その本邦への導入などを見る。三百藩家臣人名事典2。任侠事始め。ノーベル物理学賞を多数生み出した今日の素粒子・高エネルギー物理学分野のルーツの物語でもあり、日本の科学者について書かれた伝記の水準を押し上げる画期的著作。 目次 序 仁科芳雄という出来事 I 出自と基礎1.里庄の仁科家2.少年時代と進路の決定3.東京帝大工科大学時代4.理化学研究所へ、そして物理学へ II 渡欧時代5.欧州留学と英独物理学6.コペンハーゲンの物理学7.相補性とクライン=仁科の式 III 量子力学の伝道8.仁科の帰国と新世代の物理学者たち9.量子力学の伝道者たち10.仁科研究室創設と「コペンハーゲン精神」11.エックス線から宇宙線・原子核へ12.理論研究の始まり13.台北と大阪の原子物理学14.量子力学の哲学と戦前日本の知識人たち15.ボーアの来日と相補性 IV 研究の開花と巨大科学への道16.学振第一〇小委員会と宇宙線中の新粒子17.原子核物理と小サイクロトロン18.生物・医学研究者として19.中間子理論と素粒子論グループ─湯川・朝永・坂田と仁科20.六〇インチサイクロトロンの建設 V 戦争21.総動員下の学術政策22.理研における戦時核エネルギー研究23.原爆投下と被害調査他